当院の中絶手術の方針
本人の意思を尊重します

- 望まない妊娠をするのは、決してめずらしいことではありません。
そして、「産む」と選択することが必ずしも正解であるとは限りません。
育てられないとわかっている子どもを産むのが良いことだとは思いません。「産まない」と決めるのもひとつの勇気ある決断です。 - 当院では、ご本人の下された結論に対して、「産んだ方が良い」「産まない方が良い」などの意見ははさみません。
 - 本人やパートナーが出した答えが「産まない」というものであったなら、それを尊重し、適切に対処させていただきます。
 
決断したら早めの受診を
- 中絶を決断された場合は、すみやかに受診するようにしてください。
胎児は1分1秒休まずに成長しています。
日数が経ち大きくなればなるほど、肉体的にも精神的にも母体への負担は大きくなります。 - 中絶手術は早ければ早いほど良いものです。
勇気を出してご来院ください。 
プライバシーに配慮します
- 中絶は大変デリケートな問題です。
置かれた状況、苦渋の決断、手術への不安など、様々な精神的ストレスを抱えて、ナーバスな状態にもなられていると思います。 - 当院ではそうした女性の気持ちに寄り添い、医師や看護師、事務スタッフが連携して、患者さまのプライバシーを守り、精神的なケアを行っていきます。
 - 当然、他の誰かに知られることのないよう守秘義務を守りますので、安心してご来院ください。
 
当院の中絶手術
中絶手術可能期間について

- 当院では、妊娠10週未満の初期中絶のみ対応しております。
 - 10週を過ぎている場合は提携医院を紹介いたしますので、そちらを受診してください。
 
麻酔について
全身麻酔で行いますので痛みを感じることはなく、手術自体は15分ほどで終了します。
中絶手術までの流れ
1受診
来院の上、中絶手術希望の旨をお伝えください。意思を確認した後、検査を行います。
2検査・説明
安全に手術を行うため、お持ちの疾患、服用している薬、アレルギーなどについて詳細な問診を行います。
また、超音波検査や血液検査を行い、妊娠の状態や母体の状況を把握した上で処置を進めていきます。
検査後、手術について詳細な説明を行います。
しっかりと話を聞き、十分に理解・納得された上で、手術を受けるようにしてください。3予約
相談の上、手術日を決定いたします。時間の詳細までお伝えいたしますので、指定された日時に再び来院してください。
4手術前日
手術は全身麻酔で行うため、前日夜から絶飲絶食となります。
水も飲むことはできませんのでご注意ください。安全な手術を行うためお守りいただきます。5手術当日 再来院
手術の準備が完了しておりますので、来院されましたら受付にお声かけください。
6前処置
最終の検査を行い、手術を行うための処置をしていきます。
7手術
全身麻酔で行いますので、眠っている間に終了します。
痛みも感じませんのでご安心ください。
手術自体の所要時間は約15分間です。8後処置
麻酔がさめるまで、ゆっくりとお休みください。
麻酔がさめましたら状態を確認し、薬の処方と今後についての説明を行います。
歩行が可能になれば、トイレなどに行って帰宅の準備をし、お帰りいただけます。
※手術は日帰りで行います。入院の必要はありません。
手術自体は当日で完了しますが、術前の検査、術後の経過観察のために通院していただく場合があります。




